はじめまして、スピカだよ。「AIでイラストを作ってみたいけど、何から始めればいいか分からない」という人のためのページ。読み終わるころには自分のパソコンやブラウザで1枚出せるようになるのが目標だよ。
- 1しくみをざっくり知る
画像生成AIとプロンプトの関係を、たとえ話で - 2道具を1つ用意する
パソコンで動かす方法と、ブラウザだけで試す方法 - 3この辞典から3タグ拾って、1枚出す
設定はいじりません。貼り付けてボタンを押すだけ
1画像生成AIってなに?
ひとことで言うと、「こんな絵がほしい」と言葉で伝えると、絵を描いて返してくれるプログラムだよ。絵を描く腕は要らなくて、代わりに「伝え方」が大事になるんだ。
絵を描くのは「モデル」
画像生成AIは、たくさんのイラストを見て「金髪ならこう塗る」「制服ならこういう形」と学習したモデルというデータが絵を描いています。モデルはいろいろな人が作って公開していて、どれを使うかで絵柄が変わります。このサイトは、そのなかでも Stable Diffusion という無料で使えるしくみと、そこから派生したアニメ・イラスト向けのモデルを前提にしています。
あなたがやるのは「注文」
使う側がやることは、モデルに向けて注文を書くことだけ。この注文のことをプロンプトと呼びます。レストランで「オムライス、ケチャップ多め、サラダ付き」と頼むのと同じで、何を、どんなふうにを短い言葉で並べれば伝わります。
2プロンプトってなに?
プロンプトは、英語の短い単語をカンマで区切って並べたもの。文章じゃなくて、キーワードの箇条書きだと思ってね。たとえばこんな感じ。
1girl, long hair, blue eyes, smile, school uniform
この1つ1つの単語をタグと呼びます。このサイトは、そのタグを「髪型」「服装」「表情」などに分けて、日本語の意味と作例画像つきで集めた辞典です。
覚えることは3つだけ
- 英語で書く: 日本語は通じません。でも辞典で日本語から探せるので、英語が苦手でも大丈夫
- カンマで区切る:
long hair, blue eyesのように、タグとタグの間に「, 」を入れる - 前に書いたものほど効きやすい: 一番大事なこと(何人・誰・どんな髪)を先頭のほうに
「描いてほしくないもの」も伝えられる
プロンプトを入れる欄はふつう2つあります。上がポジティブ(描いてほしいもの)、下がネガティブ(描いてほしくないもの)。ネガティブには「低画質」「手が変」「文字」のような、失敗しやすいものを入れておくのが定番です。
worst quality, low quality, bad anatomy, bad hands, text, watermark
3用意するもの(どれか1つ)
絵を描くには、プロンプトを受け取って絵を返してくれる「道具」が1つ必要。大きく分けて2通りあるよ。まず試したいだけなら B、本気で続けるなら A がおすすめ。
- NVIDIA のグラフィックボード(VRAM 8GB 以上が目安)が載った Windows PC が必要
- ツールをインストールして、モデルのファイルを1つダウンロードして置く
- 代表的なツール: Stable Diffusion WebUI(Forge 版など)、ComfyUI。導入手順は各ツールの公式ページや解説記事にしたがってください
- 何枚描いても追加料金なし。時間はかかるけど自由度が高い
- インストール不要。スマホからでも使える
- 「プロンプト」と「ネガティブプロンプト」の入力欄があるサービスなら、このサイトのタグがそのまま使えます
- 無料枠のあるサービスで数枚試して、合いそうなら A に進む、という順番でもOK
モデルは「アニメ・イラスト向け」を1つ
A の場合、モデルのファイル(拡張子 .safetensors)を自分で選んで置きます。最初はアニメ・イラスト向けと書かれたものを1つだけ。このサイトのタグは、Illustrious 系・NoobAI 系・Pony 系と呼ばれるイラスト向けモデルでよく効くように集めてあります。B の場合はサービス側にモデルが用意されているので、「アニメ風」「イラスト」と書かれたものを選べば大丈夫です。
4最初の1枚を出してみよう
道具が動いたら、いよいよ1枚目。設定はぜんぶ初期値のままでいいよ。やることは「タグを集めて、貼って、ボタンを押す」だけ。
- 髪型を1つ選ぶ
髪型辞典を開いて、気に入ったカードの 追加 を押す。画面上のほうの Prompt Builder の帯にタグが入ります - 服と表情も1つずつ
サイドバーから服装と表情のページに移って、同じように 追加。ページを移っても帯の中身は消えません - ネガティブも入れる
画風・クオリティ辞典の「定番ネガティブ集」で、どれか1つのカードの Neg を押す - コピーして貼る
帯の ポジをコピー を押して、道具のプロンプト欄(上の欄)に貼り付け。次に 展開 ↗ → ネガティブをコピー で、ネガティブ欄(下の欄)にも貼り付け - 生成ボタンを押す
「Generate」「生成」「Queue」など、道具によって名前は違いますが、いちばん目立つボタンです。数秒〜数十秒で1枚出てきます
面倒なら、これをそのまま貼ってもOK
まず動くか確かめたいときは、下の2つを上下の欄にそれぞれ貼ってください。
masterpiece, best quality, 1girl, solo, long hair, blue eyes, smile, school uniform, upper body, simple background
worst quality, low quality, bad anatomy, bad hands, text, watermark
5うまくいかないとき
最初のうちは、変な絵が出るのがふつう。よくあるのはこの3つ。どれも設定をいじらずに直せるよ。
- 手や体が崩れている
- ネガティブに定番の
bad hands, bad anatomyが入っているか確認。入っていても崩れるときは、同じプロンプトのままもう一度生成してください。生成のたびに結果は変わります(数回に1回は当たりが出ます)。 - 言ったとおりの絵にならない
- タグが多すぎると、後ろのほうが無視されがちです。まずは5〜8個くらいに減らして、いちばん大事なものを先頭に。タグの綴りは辞典のカードからコピーしたものを使うと確実です。
- 文字や透かしが出る
- ネガティブに
text, watermark, signatureを足してください。 - 同じ絵をもう一度出したい
- 道具の設定に Seed(シード)という数字があります。気に入った絵のシードを控えておくと、同じプロンプトで同じ絵を出せます。逆に、毎回違う絵になるのはこの数字が自動で変わっているからです。
SNS で見かけた長いプロンプトが何を言っているか分からないときは、逆引き辞典に貼ると、タグごとに日本語を付けて分解してくれます。
6次にやること
1枚出せたら、もう「はじめて」は卒業。ここから先は、このサイトを辞典として使いながら、好きな絵に近づけていく段階だよ。案内はリラにバトンタッチ。
- 使い方ガイド: 検索・ビルダー・保存など、このサイトの操作をひととおり
- コーデレシピ・ガチャ: 学園・季節・ファンタジーなど、組み合わせ済みのプロンプトを1クリックで。迷ったらガチャ
- 辞典14分野: 髪型・髪色・瞳・肌・体型・表情・服装・ポーズ・背景・構図・光・画風…。気になる分野から1タグずつ足してみてください
- タグランキング: よく使われるタグを分野ごとに。何を入れるか迷ったら上位から選ぶだけ
- 逆引き辞典: 人のプロンプトを読み解く。生成した画像をドロップすると、埋め込まれたプロンプトも読めます
- リラのプロンプト手帖: 似たタグの見分け方や季節コーデの組み立て方を、作例と完成プロンプト付きの記事で
最初の1枚、出せたかな。うまくいかなくても、それはあなたのせいじゃなくて生成AIがそういうもの。何枚か出しているうちに、コツはちゃんと体に入るよ。それじゃあ、いってらっしゃい。